PayPal から Binance へ資金を移す方法
PayPal から Binance への直接送金はできません。実際に使える3つのルート、それぞれのコスト、どれを選ぶべきかを解説します。
最終確認日:2026-09-14
直接送金はできません
Binance は入金方法として PayPal を受け付けておらず、PayPal も取引所への支払いとして送金することを認めていません。ワンクリックで送れると説明しているガイドは、どれも第三者のサービスを紹介しており、たいていそこから紹介料を得ています。
以下は、実際に機能する方法を安い順に並べたものです。
ルート1:PayPal → 自分の銀行口座 → Binance
最も安く、最も時間がかかる方法です。
- PayPal の残高を、連携している銀行口座へ引き出します。ほとんどの国で無料で、1〜3営業日かかります。
- 銀行から Binance へ、SEPA、Faster Payments、あるいはお住まいの地域で使える方法で入金します。通常は無料で、当日中に反映されます。
総コスト:ほぼゼロ。所要時間:2〜4日。
急いでいないなら、ここで読むのをやめて構いません。これが答えです。
ルート2:Binance P2P
Binance の P2P(個人間取引)マーケットプレイスでは、他のユーザーから直接 USDT を購入できます。支払いを確認するまで、Binance が暗号資産をエスクローで預かります。売り手の中には PayPal を受け付ける人もいます。
- Binance P2P を開き、支払い方法を PayPal で絞り込みます。
- 価格が最も良い相手ではなく、取引完了率が高く注文件数の多い売り手を選びます。
- 注文を出し、PayPal で支払ってから、支払い済みにマークします。エスクローから USDT があなたに渡されます。
コスト:通常、レートに1〜3%のプレミアムが上乗せされています。所要時間:数分。
リスクは具体的で、深刻です。 PayPal の支払いは最長180日間取り消すことができます。詐欺師はあなたから暗号資産を買って受け取った後、チャージバックを申し立て、両方を手にします。経験豊富な P2P の売り手の多くが PayPal を一切受け付けないのはこのためであり、あなたが PayPal と引き換えに暗号資産を売るべきではない理由でもあります。買う側のほうが安全ですが、PayPal の「商品・サービスの支払い」を使うのは売り手が同意した場合に限ってください。ほとんどの売り手は同意しないと考えておくべきです。
ルート3:PayPal 内で暗号資産を買い、送金する
米国、英国、その他一部の市場では、PayPal で暗号資産を直接購入でき、さらに重要なことに、外部アドレスへ出金できます。
- PayPal 内で USDT または BTC を購入します。
- 「送金(Transfer)」を使って、Binance の入金アドレスへ送ります。
- ネットワークを慎重に確認します。PayPal が対応するネットワークは限られており、不一致は取り返しがつきません。TRC-20・ERC-20・BEP-20 の違いを参照してください。
コスト:PayPal のスプレッドは広く、通常1.5〜2.5%が価格に含まれ、これにネットワーク手数料が加わります。所要時間:1時間以内。
どれを選ぶか
| コスト | 所要時間 | 主なリスク | |
|---|---|---|---|
| 銀行振込 | 約0% | 2〜4日 | なし(遅いだけ) |
| P2P | 1〜3% | 数分 | チャージバック詐欺 |
| PayPal の暗号資産 | 2〜4% | 約1時間 | 出金時のネットワーク間違い |
特に理由がなければ、銀行ルートを使ってください。他の2つの利便性には毎回約2%のコストがかかり、毎月行うとすぐに積み重なります。
最初に確認すべきこと
Binance はすべての国でサービスを提供しているわけではなく、一部の国では法定通貨の入出金手段がここで説明したものと異なります。これらを前提に計画を立てる前に、ご自身のアカウントでお住まいの地域の入金方法を確認してください。